いつもありがとうございます。
あすか社労士事務所髙木です。
先日、経営者団体の会に参加し、
『社員の意識、意欲を高める育成のポイントとは??』
というテーマをもって議論をしてきました。
数名の社長とのお話で、
・いきなり社員が来なくなった
・同じミスを10回以上起こす従業員の待遇をどうするか
・人が悩むのは、人間関係かお金だよね
・中小企業は、問題があっても配転することは難しいよね
等といった課題があった中、今回の私の気付きを共有いたします。
『社員の意識、意欲を高める育成のポイントとは??』
①傾聴
②コミュニケーション
③笑顔
今回は、上の3つが大変重要なポイントなのだという結論になりました。
①傾聴は、人は自分の話を聴いてもらえるとそれだけで、承認をされていると感じます。
今回参加された社長さんでも、社員が話をしてきた場合は、傾聴に徹することを意識していて、
実際に話を聴くだけで、「なんか分かった」「いい時間だった」と安心して帰られることが多いとのこと。
これには、自分の考えをアウトプットするだけで、考えが整理されて、聴くだけで社員の頭のモヤモヤが
晴れるという効果があります。
結果、社員は社長から承認されているんだと感じて、社長のため、会社のために貢献したいという意識を
上げることができるようになるのだと感じました。
②コミュニケーションは、日ごろの関係構築から始まります。
ささいなことかもしれませんが、挨拶、声かけ、アイコンタクトなど、上司、部下、同僚との小さな
コミュニケーションを増やす。
そこからも、人から承認をされているんだという安心感が社員に生まれ、社員同士のコミュニケーション
量も増え、チーム力が上がっていくのだなと感じました。
③最後は笑顔です。
笑顔は、自身が楽しくなったり、気分がよくなり、パフォーマンスが上がります。
人から向けられる笑顔は、活力、後押しになり、自身が持つレベル以上のパフォーマンスが発揮できます。
日ごろから笑顔で、社員の声に耳を傾け、コミュニケーション回数を増やしていくことで、
社員がこの会社なら安心して働ける、そんな会社に貢献していきたいと思えるような組織、チーム形成が
できていくのではと感じた有意義な議論の時間でした。